寺子屋つばさ100km徒歩の旅

会長挨拶

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「地域の子どもは地域で育てる」
この理念を実践するために、2008年にスタートしました「寺子屋つばさ100㎞徒歩の旅」ですが、お陰さまで様々な支えの中で無事に現在まで継続開催することが出来ました。

この事業は、参加した子ども達に、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力、すなわち「生きる力」を醸成するために4泊5日というスケジュールで開催されます。自らの足で100㎞の道のりを歩き抜いたという達成感は、これからの人生において大きな自信になるわけです。

また、親元を離れて限界への挑戦に挑む子ども達と同様に、保護者の方たちにとっても初めての経験になると思います。参加小学生の4~6年生であれば、親子の間でも次第に適度な距離感が必要になってくる年頃です。100㎞徒歩の旅は、前からリード、横からサポートし、後ろで見守る親としてのあり方を深く考える機会となるでしょう。

更には、この事業で子ども達を支える学生スタッフにとっても大きな気付きの場となります。最初は大学生時代の良き思い出に!と参加した学生たちが、厳しい研修を通じて最後には「子ども達の為に!」と心のベクトルが変わってゆきます。人の為に汗かく素晴らしさをこの実体験を通じて大いに学ぶこととなります。この100㎞徒歩の旅は、関わる全ての人が成長できる事業であるとも言えます。

この燕三条地域において、これからの日本の未来を担う子ども達が、逞しく育っていけるように、私たち実行委員会メンバーも若い世代に負けないように、しっかりと「未来へのひとづくり」事業を継続開催してゆけるように準備を進めていきます。

寺子屋つばさ100km徒歩の旅実行委員会   会長 嘉瀬一洋

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